What's Vision Hacker?
ビジョンハッカーとは?
グローバルヘルス分野で
未来のあり方を書き換える
次世代のリーダーを。
東京五輪の開催年となるはずだった2020年。
今もなお世界中で猛威を振るうウイルスの影響を受け、
私たちが目指していた未来は遠ざかってしまったようにさえ思えます。
“ビジョンハッカー” とは、そんな世界を前にただやり過ごすのではなく、
自らのビジョンで世界の現状を描き変えようとする人。
そして、リーダーとして現代のロールモデルとなり、
さらに次の世代の「動き」を創り出す人でもあります。
未来を、書き換えろ―。
次の “ビジョンハッカー” の挑戦を楽しみにお待ちしています。
About VHA 2021 for SDG 3
VHA 2021 for SDG3について
Vision Hacker Awards 2021(VHA)は、低中所得国における医療・栄養などの国際保健分野に挑む若きリーダーを日本から発掘し、その取り組みを支援・応援するプロジェクトです。
当アワードではビジョンハッカーの取り組みをロールモデルとして日本・世界へ発信し、さらに次の世代へ働きかけながら、共に未来を創っていくことを目指します。
サポート内容の詳細へ
Judges
審査員について
最終発表会では、国際保健や事業拡大の第一線で活躍する審査員に向け、
あなたの取り組み・事業構想が持つ可能性を思い切り伝えていただきます。

Catherine K.
Ohura
大浦 佳世理 氏
公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金
CEO・専務理事
大賞部門

Rena
Okajima
岡島 礼奈 氏
株式会社ALE
代表取締役社長/CEO
シード賞部門

Mayumi
Katsube
勝部 まゆみ 氏
公益財団法人ジョイセフ
業務執行理事・事務局長
大賞部門

Teppei
Sakano
坂野 哲平 氏
株式会社アルム
代表取締役社長
大賞部門

Haruka
Sakamoto
坂元 晴香 氏
東京大学大学院 国際保健政策学教室
特任研究員
シード賞部門

Mari
Sako
酒匂 真理 氏
株式会社miup
代表取締役
シード賞部門

Haruo
Miyagi
宮城 治男 氏
特定非営利活動法人エティック
創業者
大賞部門シード賞部門

Hiroaki
Miyata
宮田 裕章 氏
慶應義塾大学 医学部医療政策・管理学教室
教授
大賞部門

Keisuke
Motoki
本木 恵介 氏
特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同代表
JANIC理事長
シード賞部門

Kunio
Yamada
山田 邦雄 氏
ロート製薬株式会社
代表取締役会長
大賞部門
Catherine K. Ohura
大浦 佳世理 氏
公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金 CEO・専務理事
大賞部門
現職就任以前は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)株式会社にて、執行役員としてリージョナルR&Dオペレーションズシニアディレクター(日本・中国担当)、コマーシャルオペレーションズ・カスタマーエクスペリエンス部門長などを歴任。また、米国本社にて、B-NOW(BMS Network of Women)のグローバル・リード/ジェネラルマネジャーとして、同社におけるダイバーシティやインクルージョンを積極的に推進することでビジネスの成長を牽引。BMS入社以前には、日系製薬企業において、臨床開発、薬事、品質保証、安全性管理やプロジェクトマネジメントなどの分野に従事。デンバー大学(化学・数学・経営学)を卒業後、テンプル大学薬学部(薬事・品質保証)で修士号を取得、カペラ大学にて博士号課程単位(プロジェクトマネジメント)を取得。PMPの資格を保有。
WEB
Rena Okajima
岡島 礼奈 氏
株式会社ALE 代表取締役社長/CEO
シード賞部門
1979年生まれ。鳥取県鳥取市出身。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻にて博士号(理学)を取得。在学中に、サイエンスとエンターテインメントの会社を代表取締役として設立。大学院卒業後、ゴールドマン・サックス証券へ入社。その後、2009年から人工流れ星の研究をスタートさせ、2011年9月に株式会社ALEを設立。現在、代表取締役社長/ CEOを務める。「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」を会社のMissionに掲げ、人々の好奇心を育む宇宙エンターテインメントと、気候変動の解明に貢献する中層大気データの活用を通じ、科学と人類の持続的な発展への貢献を目指す。
WEB
Mayumi Katsube
勝部 まゆみ 氏
公益財団法人ジョイセフ 業務執行理事・事務局長
大賞部門
国連開発計画(UNDP)のジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)として西アフリカのガンビアに勤務。国連人口基金(UNFPA)、ユニセフ等のプロジェクトを担当。当時、任地に送られていた英文ニュースレターでジョイセフと出会う。日本赤十字社の干ばつ復興事業で3年のエチオピア、ウォロ州に勤務後、1991年からジョイセフ。以後、国際家族計画連盟(IPPF)やUNFPAとの連携、JICA、外務省の案件を通して、ガーナ、ガンビア、タンザニア、ネパール、フィリピン、ベトナム、ニカラグア等で母子保健、家族計画などリプロダクティブ・ヘルス分野のプロジェクトを担当。2015年から事務局長、2017年6月から業務執行理事を兼務。
WEB
Keisuke Motoki
本木 恵介 氏
特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同代表 JANIC理事長
認定NPO法人かものはしプロジェクト共同創業者・理事長。大学2年生の時に共同創業者の村田と出会い、2002年にかものはしプロジェクト設立。インドで「子どもが売られる問題」をなくすための活動を、日本で子どもの不条理をなくすための活動を行っている。2019年、約150のNGOが加盟する、認定NPO法人国際協力NGOセンター(JANIC)の理事長に就任。セクターを超え、皆が「共に生きる社会」の実現を目指す。NPO法人SALASUSU理事。特定非営利活動法人新公益連盟幹事。システムコーチ。2児の父。
WEB
Teppei Sakano
坂野 哲平 氏
株式会社アルム 代表取締役社長
大賞部門
2001年早稲田大学理工学部卒業と同時にスキルアップジャパン(株)を設立。動画配信プラットフォーム事業を発展させ、その売却を機に医療ICT事業へ本格参入。2015年に(株)アルムに商号変更。医療ソフトウェアの開発・販売を手がけ、世界20か国にて事業を展開する。同社の汎用画像診断用プログラム「Join」(医療関係者間コミュニケーションアプリ)は、日本初の保険適用ソフトウェアとなった。
WEB
Haruka Sakamoto
坂元 晴香 氏
東京大学大学院 国際保健政策学教室 特任研究員
シード賞部門
医師、博士(公衆衛生学)。札幌医科大学医学部卒業後、聖路加国際病院で内科医として勤務。その後、厚生労働省国際課及び母子保健課に勤務。国連総会や、WHO(世界保健機関)総会など各種国際会議へ日本代表として参加した他、2016年にはG7伊勢志摩サミットやG7神戸保健大臣会合の会合運営にも関わる。2014年には、世界銀行より奨学金を受けハーバード大学公衆衛生大学院に留学、公衆衛生学修士(MPH)を取得。現在は、東京大学国際保健政策学教室特任研究員、WHO西太平洋事務局コンサルタント、ゲイツ財団東京事務所コンサルタントを併任。
Mari Sako
酒匂 真理 氏
株式会社miup 代表取締役
シード賞部門
東京大学大学院農学生命科学研究科(農学修士)・SFC上席所員。
途上国分野の研究者を目指し学生時代より途上国研究を行なっていたが、学生時代ITベンチャーでアプリ開発や海外事業立ち上げを経験。ITのもつ可能性に魅了される。同時に、研究で途上国のフィールドに多く通ううちに、研究よりも、実際に現場で生活に変化を起こすサービスを作る人間になりたいと思うようになり起業を決意。
外資系消費材メーカーの商品開発・マーケティング職を経て、バングラデシュへ渡り起業。現在はバングラデシュを中心に途上国など医師が少ない地域での遠隔医療サービス開発並びに都市部における中流・富裕層向け医療機関などを運営。
第二回日経ソーシャルビジスコンテスト大賞、WIRED Audi INNOVATION AWAR2019、Healthcare venture knot 2019 ヘルスケア最優秀ビジネスデベロップメント賞など受賞。内閣府広報誌We are Tomodachiにて「世界で活躍する日本人」、Forbes「Self Made Women」として特集。
WEB
Haruo Miyagi
宮城 治男 氏
特定非営利活動法人エティック 創業者
大賞部門シード賞部門
早大在学中の93年、学生起業家支援の全国ネットワーク組織として創設。若い世代が自ら社会に働きかけ、仕事を生み出していく起業家型リーダーの育成に取り組み、1600名以上の起業家を支援。97年より中小・ベンチャー企業やNPOに学生が参画する長期実践型インターンシッププログラムを事業化。2001年より、社会起業家育成のための支援をスタート。04年からは、地域における人材育成支援のチャレンジ・コミュニティ・プロジェクトを開始。現在全国70地域に広がる。11年から震災復興支援に注力し、コミュニティ再生、産業復興等の支援に取り組む。2011年、世界経済フォーラム ヤング・グローバル・リーダーズに選出。文部科学省参与、中央教育審議会 臨時委員などを歴任。
WEB
Hiroaki Miyata
宮田 裕章 氏
慶應義塾大学 医学部医療政策・管理学教室 教授
大賞部門
1978年生まれ 慶応義塾大学 医学部教授
2003年東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程修了。同分野保健学博士(論文)
早稲田大学人間科学学術院助手、東京大学大学院医学系研究科 医療品質評価学講座助教を経て、2009年4月東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座 准教授、2014年4月同教授(2015 年 5 月より非常勤) 、2015年5月より慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授、2020年12月より大阪大学医学部 招へい教授
【社会的活動】
2025日本万国博覧会テーマ事業プロデューサー
うめきた2期アドバイザー
厚生労働省 保健医療2035策定懇談会構成員、厚生労働省 データヘルス改革推進本部アドバイザリーボードメンバー
新潟県 健康情報管理監
神奈川県 Value Co-Creation Officer
国際文化会館 理事
The Commons Project 評議員、日本代表
専門はデータサイエンス、科学方法論、Value Co-Creation
データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。専門医制度と連携し5000病院が参加するNational Clinical Database、LINEと厚労省の新型コロナ全国調査など、医学領域以外も含む様々な実践に取り組むと同時に、経団連や世界経済フォーラムと連携して新しい社会ビジョンを描く。宮田が共創する社会ビジョンの1つは、いのちを響き合わせて多様な社会を創り、その世界を共に体験する中で一人ひとりが輝くという“共鳴する社会”である。
WEB
Kunio Yamada
山田 邦雄 氏
ロート製薬株式会社 代表取締役会長
大賞部門
1956年大阪府生まれ。1979年、東京大学理学部物理学科卒業。1990年、慶應ビジネススクールMBA(経営学修士)取得。1980年ロート製薬入社。1991年取締役就任、1996年代表取締役副社長、1999年代表取締役社長を経て、2009年より現職。
WEB
Organization
運営団体の紹介
VHAは、ビル&メリンダ・ゲイツ財団(ゲイツ財団)より協賛を受けた、特定非営利活動法人ETIC.(ETIC.) が運営しています。
自ら社会にはたらきかけ、未来をつくりだす若い世代の挑戦を支えるETIC.と、開発途上国をはじめとする世界中の人々が健康で豊かな生活を送るための支援を行うゲイツ財団が協働。
Sustainable Development Goals(SDGs:持続可能な開発目標)の目標3 “Good health and well-being” に代表される国際保健分野を軸に、より良い世界へのアップデートを行う若者を応援しています。
Related Approaches
過去の取り組みについて

次世代リーダー育成に向けた取り組みとして、2020年度には「Hack the World」を実施。アフリカ諸国をはじめとする低中所得国でのSDGs推進に取り組む次世代の若者を、「令和の時代のロールモデル」として発信してきました。
経済誌 Forbes JAPANでの特集や、世界的ギタリストのMIYAVI氏をメインパーソナリティに迎えてのYouTube生配信企画など、当該分野で既に活躍している若きリーダーたちを応援してきました。